本日は台風一過の熱風の暑さの中
同じ会派の福祉環境委員会の部会で
視察に出ています。
本日は武蔵野市
市域が10キロメートルあまりと大変コンパクトな市である
武蔵野市に
介護保険法の改正によって新しく始まる総合支援事業について
調査に伺いました。
武蔵野市は
介護保険制度の成立に強く反対し
独自に
「武蔵野市高齢者福祉総合条例」
をつくり希望すれば介護を受けられる環境を整えようと
常にがんばってこられた自治体
介護保険制度は介護の社会化という意味では
意義があると感じるが
介護を必要としている方の一部分しか担えない制度であると
お一人お一人にしっかりと寄り添った介護をしていくという
理念のもと15年間がんばってこられ、
武蔵野市の地域包括ケアシステムが
国のモデルとなっているにもかかわらず
迎合することなくしっかりと状況をとらえ
必要とされている施策を積極的に展開されている様子は
素晴らしいと感じた
長野市としても
何のために誰のためにこの施策を行っているのか
しっかりと考え伝えていくことが肝心であり
介護保険の中では賄えないものでも
必要とされているものであれば
市単独でもやっていくだけの強い思いが大事であると感じた。
その後ろにはやはり
「高齢者福祉総合条例」がある強みもあるのではないかと
感じた。
最後に
今回の介護保険法の改正に惑わされることなく
先の状況をしっかりと見据える中で仕事していく必要性を
感じさせられた。
自分の自治体にとって本当に必要な施策は何かを
しっかりと考えさせてもらえたよい視察だったと感じています。
明日は合津若松市です
雨にあわないように願っています。