今朝も雪が積もりましたね。

長野駅に朝7時20分集合での視察でしたので

遅れてはいけないと6時30分に家を出発

のろのろ運転でしたが

長野駅に7時過ぎには到着して一安心

岐阜県大垣市に向かって出発しました。

名古屋、大垣はとても良いお天気

さぞかし暖かいだろうと思ったら風がことのほか冷たいなあと感じました。

こちらの庭木?のミカンの木に実がまだついていた風景が印象的でした。

さて、

本日から18日まで「子育ち支援調査研究特別委員会」の行政視察

今日は岐阜県大垣市に伺いました。

水の都大垣市

テーマは、「不登校児童・生徒への支援について」

民間がやっている不登校特例校(学びの多様化学校)

西濃学園と大垣市との連携協定について

西濃学園は、2003年から大垣市で宿泊型フリースクールをはじめ、

2005年から西濃運輸(株)の山荘を借りて西濃学園として再スタート

「全面受容」を基本に教師や心理学の専門家・不登校経験者・心理学を学ぶ学生

・親たちがスタッフとなり、人のふれあい、思いやりなどの体験を積み重ねる

共同生活を行っている。この学校に教育委員会の皆さんが視察で訪れた時にとても

明るく元気に過ごしていることに衝撃を受け、不登校の子どもたちをどう支援したら

このように不登校の子どもたちが自立した生活を送れるようになるのか知りたい、

教えてもらいたいという思いから大垣市教育委員会と西濃学園が連携協定を結ぶことになった。

・教員研修に西濃学園の方に来ていただき講師をしていただいたり、

・初任者研修で西濃学園に行ったり

・各学校の相談室にいるほほえみ相談員(会計年度任用職員24名)の年4回の研修の内

 1回を西濃学園に行って研修をするなどして西濃学園の不登校生支援のノウハウを学んでいる

西濃学園側からは、教職員の教科の教え方のスキルアップの支援をしてほしいということで

研究授業などに参加してもらいスキルアップのお手伝いをしているとのこと。

また、大垣市には学習支援員(教員免許を所持4名)のほかに

大学生のメンタルフレンドを採用し、各家庭に訪問して不登校で家から出られない

子どもたちの支援をしているとのこと

そのほかに子どもの居場所等として5か所ほどあり教育委員会が全てを回り

子どもたちへの支援の状況を報告してもらう仕組みを作っている。

それぞれの市で様々な取り組みをいろいろなところと連携協力して

作り上げていることが分かった。

どのやり方が一番良いか分からないがいろいろなやり方を学ばせていただくことで

多様な支援のメニューが用意され、不登校の子どもたち一人一人に寄り添った形で

社会的自立に向けて支援がされることが望ましいと感じた。

長野市の公的な資源、民間の様々な資源も活用しながら

子どもたちが笑顔で自分が望む子育ちが出来るように力を尽くしていきたいと

今日の視察を通して感じました。