静岡の焼津には
10年に1度くらいしか雪が降らないということで
とても気持ちの良い
青空ですが
海風の冷たさには参りました。
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前回に引き続き「公共施設あり方調査検討特別委員会」
の視察の報告です。
焼津市は、
人口14万人、市域は70.62㎞と
かなり長野市とは違いますが
平成25年から公共施設マネージメントに取り組まれており、
公共資産管理から経営的管理、
資産経営という視点で取り組まれてきた。
今まで学校施設など耐震対策を行ってきたが
老朽化への対策とは一緒ではなく全く片付いていない
まずは
自分の自治体の建物がどういう傾向にあるかしっかり把握する必要がある
焼津市では、
公共施設の利用状況調査として
最近1年間における利用回数、利用していない人の割合と
利用しない理由について調査した。
公民館は
約75%から80%が利用しておらず
体育施設なども
約70%から90%が利用していなかった。
これら利用を必要とする少数の市民の意見と同じように
利用しない多くの市民の意見も重要ととらえ
いかにコンパクトシティにしていくかを考え
公共施設を
必要なもの(機能)・・維持保全
余剰なもの・・削減
に分類している。
平成26年に「自治基本条例」を策定し
「市民は、まちづくりのために公共施設を有効に
活用するよう努める」と定めている。
施設評価を毎年やり、施設白書も毎年見直すことにより
課題を整理し再編プランを作成し行動計画を作っている。
公共施設マネージメントの目的はあくまでも
延べ床面積の削減をするだけでなく
経費の圧縮、削減が目的
「機能の最適化」、「総量の最適化」、「維持保全の最適化」
をしていかなければならない。
いろいろな意味で職員の意識改革が大事
成功事例を作ってモデルを見せていくことで
イメージがわきやすく進みやすいという面もある。
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なんといっても
市長がいかに危機感を持って積極的に取り組むか
という
強いリーダーシップが大事!!
と
大変熱い思いをもった担当職員さんの説明でした。
こちらも
さいたま市と同様
固定資産税台帳の整備をするとともに
固定資産台帳データの統合をすることにより
会計面からの分析や資産評価の把握もされ、
課題が見えてくることにより総合管理計画作りを進めてきた。
先進地の担当職員の皆様はお互いに情報交換や交流をされ、
よりよいものに作り上げてこられている様子が伺えた。
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どの自治体も目的は同じ
そして公共施設のマネージメントを進めなければならないことも同じ
ならば
それぞれの
自治体にあったやり方を先進地の事例に学び
どう見つけ
よりよく進めていけるかが
かぎだと感じた。